なりたいもの。したいこと。
仕事の忙しさにかまけて、というか圧倒されて、お盆の三連休は何をすることもなくもう二日が経過しようとしている。
平日の仕事のときにも感じることだけど、
本当に年を取って時間がすぎるのが早く感じる。自分は今年30になるのだが、30でこうということは40、50そのまた先ともなれば、、、あぁ想像するだけで身震いものだ。
まあそんな焦燥感、人生への危機感にあおられる形で、こうやって自分語りなんかをはじめたわけだ。じゃあこの自分語りのなかで何を語ろうか。
自分はいま広告代理店に勤めている、今年で七年目。会社の規模からすると僕の年次だと真ん中よりもちょっと上ぐらいの年で、まあ組織としても課題は山積みだ。
あ、広告代理店といってもいわゆる電通博報堂といったところと同系の総合ではなく、僕が属しているのは「インターネット広告」というネット上の広告を扱う代理店だ。
趣味は特にない。みんなに自己紹介するときなんかは、読書・映画鑑賞・美術館巡り・筋トレなどと話すわけだが、実際趣味というほど入れ込んでいるのか?というとそんなことはなく、浅く広く・気が向いたらといった感じでやっている。
ただいつかそれら所謂「趣味」と呼んでいるものをやらなくなる日が来るのかと言われると、きっとそれはないと断言することができる。
趣味とは呼ばないけれども、人生の大半(おそらく思春期の頃から今にいたるまで)を執着していることが僕にはあり、それはとても抽象的なことなんだけど、一言で言えば「自己成長」だ。
「自己成長」?
はて。それは自己啓発とかなにかかと思うかもしれないけど、それに近いようで多分違うもの。だと思う。
僕はいろんなことに関心をもてるし、それらがいかに難しくてその場では諦めてしまったとしてもまたいつの日か今度こそそれを理解してやるといつも機会を狙っている。
それは例えば誰かの哲学思想であったり、物理学であったり、上手なマネジメントの方法であったり、タップダンスであったり。
とにかく僕は諦めは早いが執着心は強く、諦めたときの心の痛みが引いたらまたトライするということを繰り返しやってきたもので、占いのおばちゃんにいわせると【努力】ができる人間らしい。
(占いやスピリチュアルの世界にも非常に強い興味がある。)
とにかく、僕は自己の成長を(それはある種、暗示のように、時にはコンプレックスのように)ひとつの目的としてきたわけだが、では成長したさきになにがあるのか?。自己成長というのは言ってしまえば自己完結型の目標でしかなく、そのさきには何もないものだ。
それに気づいたのはここ最近で、その答えの一端がわかりかけたのもここ最近だ。
僕は自己成長の先に、「人から求められること」を希望する。希望というのは綺麗で謙虚な言葉だから、もっと強く「欲望する」といおう。
僕はいろんなことを欲望する。
いろんな知識を身に付けること。
いろんなことができること。
その力を評価してくれる人がたくさんいて、
たくさんの人から求められる存在になること。
そして現状に満足しないこと。
欲望は尽きない。
僕がなりたいものは、もっとわかりやすく欲望の実現でしかないのかもしれないけど、それを現実化するためにやるべきことをやろうと思う。
今と未来を欲望しよう。